職長教育の重要性はどこにあるか
職長教育と言ってもピンと来ない人も多いかもしれませんが、これは例えば建設業における街中でのビル建設現場で、現場の作業員を指揮したり監督したりする人に対して行われる教育を指します。
もちろん作業員自身もそれなりのことを学んでからでないと作業できないのは当然ですが、その作業員を指揮監督する人も、単に作業員として長年実績を積んだというだけでは十分でないということです。
ちょっと考えるだけでも分かるでしょうが、人を指揮したり監督したりするというのは決して非常に簡単なことではありません。
言い方は適切でないかもしれませんが、現場の作業員というのは、例えば学校の生徒のように常に従順とは限らないだろうことは誰しも反対しないでしょう。
そういう人であってもしっかりと指揮監督しなければ職長の仕事はつとまりません。
どんな仕事であっても当てはまるはずですが、フリーランスの仕事ではなく組織として行っている以上、チームワークは重要で、一人でもまともに指示を聞かない者がいれば全体に関わります。
職長教育ではそのような対応の仕方を学ぶことも大事なポイントになってきます。
また、職長の役割の一つとして、現場作業の安全を確保することもあります。
デスクワークとは異なり、現場には大きな危険性が多く隠れていることも多いですから、そのような危険性を未然に防止したり、もし事故が起こりそうになったときとか、不幸にして起こってしまった場合の対処の仕方を学ぶ必要もあるわけです。